自分はデザインの仕事をしていますが、(主に紙媒体)
iPadを仕事で自分なりに活用して使っています。
 
その使い方を。




その前に仕事の大まかな流れを説明すると・・・


1・・・デザインを起こす
自分はデザイン担当なので
パソコンを使って自分で起こしたデザインを
JPEGなどの画像ファイルに変換して
メールで先方に送り、確認してもらう。

ついでにその画像ファイルを
「Sugarsync」のオンラインフォルダに保存 




2・・・起こしたデザインを先方に見てもらう
画像を受け取った先方から、
修正をして欲しい箇所を聞く。
又は先方から修正依頼のメールが送られてくる



3・・・先方から受けた修正依頼を
プリントアウトした紙に書き込む

修正箇所を聞いた自分は、
事前にプリントアウトしたデザインに対して修正箇所を書き加える



4・・・書き込んだ修正内容を
実際のデザインデータに反映する作業

修正箇所が書き加えられた校正紙を手元に置いて
実際のデザインデータを修正していく



5・・・1に戻る 



 これが大まかな仕事の流れです。
 

自分はiPadを

3番の赤字の部分
4番の赤字の部分


を紙ではなくiPadで代用しています。



普段プリンターで校正紙をプリントアウトし、
それに先方から聞いた修正内容を書き込んでいましたが
それをiPadでやっています。

あるいは、修正内容がメールで来た場合、
そのメールを表示させておいて
手元にiPadを置き、それを見ながら作業します。

 


具体的に説明します。

用意するもの
・iPad本体
(自分のはiPad2 Wifiモデル 32GBです)
ipad




・必要アプリ(「Sugarsync」「GoodNotes」 「写真」 )
sugarsync goodnotes  syasin 




・スタイラスペン
(今はJot Proを使っています)
jotpro


以上です。



まず

□1の「Sugarsyncに保存」しておいたファイルを
iPadにダウンロードします。
この時点では画像はカメラロールにあります。

(「Sugarsync」と言っていますが、Dropboxやskydriveなど
代用できるものは沢山りますが、
自分はSugarsyncがメインで使っています)


次に「GoodNotes」を起動して
ノート上にダウンロードしたデザイン画像を配置します。


□あとはスタイラスペンなどで
修正内容を書き込んでいきます。


i_2012060719443662

こんな感じで、書き込めます。便利ですね。





「プリントアウト=コストがかかるということ」

そもそもなぜ一見こんな面倒な事をしているかと言うと
紙のコストの問題があったからです。

わたしたちデザイナーはデザインを
プリントアウトすることがかなり多いです。
しかし、プリンターは使えば使うほどコストがかさんできます。

でも、iPadで少しの面倒を我慢して
このように使う事によって
プリントアウトの頻度が激減したんです。



イコール自分の出費が減る事につながっている訳です。


完全なペーパーレスはかなり難しい部分が多いものですが、
要所でこのような取り組みを繰り返していくと
抑えられるものは抑えられると思います。

ただ・・・
もっとiPadの処理速度が速くて、スタイラスペンの精度などが
上がってくれればさらに使いやすいんですが・・・。




以上です!!